ハンドメイド品を販売するということ

ハンドメイド品を販売するということは ハンドメイドに関して

自分で作ったもの販売したいと思ってますか?

綺麗に上手に作れた!使ってみたらすごくよかった!これだったら売れるんじゃない?と思いますよね。

確かに売れます。売ることが出来ます。

だけど、販売するのはそんなに簡単じゃないんです。(簡単じゃなかった。今も痛切に感じてます。)

  • ハンドメイド販売と言えば「インスタ集客と相性がいい」と言われ、Instagram発信に日々追われ・・・(Xも然り)
  • minneやCreemaに出品してみたものの、購入されない
  • 委託販売試してみたけど売れず、委託料ばかり嵩む

こんなところでしょうか?

私も↑のような悩みを持ち、インターネットで情報を漁り、いくつかの講座やコンサルなど受けてきました。

その経験の中でハンドメイド品を販売するということの考え方、共通認識が見えてきたので記していこうと思います。

ハンドメイドを趣味にするのか仕事にするのか

ドライフラワー

まずは自分や子供用に作って楽しむだけの趣味とするのか、たくさんの人にも作品を使ってもらいたいからと販売して仕事とするのか・・・でハンドメイドに対しての考え方が変わってきます。

ハンドメイドを趣味にする

趣味にするなら、なんの制限もありません。商用利用可・不可も関係なく、可愛くて好みな素材で思う存分楽しめばそれで大丈夫です。発信や考え方、行動になんの制限もないのでただただ楽しめばそれでOK!

ハンドメイドの原点はココですよね・・・

ハンドメイドを仕事にする

ハンドメイドを仕事にするには、いろいろと気を付けなければならないことが出てきます。

  • 使用している素材・資材・型紙は商用利用可能か
  • 販売媒体はどうするか
  • 製作時間はどれくらいかかるのか
  • 価格帯はどのくらい(利益は出るのか)
  • 梱包方法は?発送方法は?
  • 支払い(振込先やクレジットカード、キャッシュレス)の手段は? etc

上げればキリがないですが・・・

ハンドメイドを仕事にするなら

かごバッグ

ハンドメイドを仕事にするなら、気を付けるべき課題がたくさんあり混乱しそうですが、忘れてはいけない考え方があります。

仕事にするならハンドメイドはビジネスだということ

当たり前って思われそうですが・・・

ハンドメイドされてる方って、子供の入園グッズを作ったのがきっかけで~とか、はやり病の時のマスクが必要になったからハンドメイドにハマった・・・という方が多くないですか?

現に私がそうです。入園グッズ組です。

ということは主婦さん多いんじゃないでしょうか。

だとすると、ハンドメイド販売がビジネスだという基本的なことが抜けてたりしませんか?もしくは意識が薄い。なにを隠そう、私がその考えが欠けてたんですね。

作品ができました!見てください!ここで売ってます!買ってください!

ただただ、この流れ。作品が魅力的だったら買ってもらえると思ってたんです。

現実はキビシイ!月1買ってもらえればいい方。

ハンドメイド販売におけるマーケティングの基本

なかなか売れずにもがき、いくつかの講座やコンサルティングを受けてみました。学んでいくうちに、結局は、「ハンドメイド販売におけるマーケティングの基本」ここにたどり着くのでは?と 。

ハンドメイドにおけるマーケティングの基本

マーケティングって調べると難しい用語が並べられていろんなパターンが出てくるのですが、その中でもこの仕組みがハンドメイド販売におけるマーケティングに一番近いんじゃないだろうかと思ってます。

市場調査→ターゲットの絞り込み→商品化→宣伝→販売→結果をフィードバッグして市場調査に戻る

まず基本ですよね。うん、表にしたら一目瞭然。この流れで作品作りから販売までもっていけばいいんです。

ただし

各々に注意点だったり、なかなか教えてもらえないポイントやコツがあったりします。基本、インターネット上に出回ってたりしますが、情報過多で何を言ってるのか混乱するくらいです。私がそれのドツボにハマってしまい、自分を見失ってしまってました。

そこであらゆる講座だったり、コンサルティングで軌道修正してもらうのが良かったりしますが・・・

これは良かったと思うものもあれば、いらない情報だった(すでに知ってることばかり)、ムダ金だったーと後悔したこともあります。いずれ気を付けるポイントを記事にしたいな、と思っております・・・

ハンドメイド販売にはブランディングが必要

ハンドメイドにおけるマーケティングの基本がわかったことで、今度はハンドメイド品を販売するのに必要なことが見えてきます。それは、ブランディング、このあたりを固めておくと販売が楽になります。

ブランディングとはマーケティング戦略の中のひとつ

市場調査するにもターゲットを絞り込むにも、まずはブランディングが必要になってきます。どんなコンセプトでどんな人をターゲットにして売り出すのか、まずこのあたりを決めないことには、商品を作ることができません。なによりコンセプト・ターゲットを決めることでブランドの方向性がはっきりしてきます。

誰に何を届けたいのか、まずはペルソナさんを決めます。

名前長谷川 由美
年齢・性別35歳・女性
家族構成夫35歳 長女8歳 長男6歳 次女4歳 愛犬(ラブラドール)
仕事の有無スーパーレジのパート 月収13万円
身長・体重158cm・50kg(O型)
ヘアスタイルショートボブ オリーブベージュカラー
好きなファッションコンサバ系好きだが子供が小さい上仕事柄大人カジュアルになりがち
休日の過ごしかた家族とおでかけ
趣味ショッピング、テニス、アウトドア
悩み事家事育児仕事で自分の時間がなかなか取れない
たまにはおしゃれしたい
ペルソナ設定 すべて架空です

たとえばこんな感じ。もっと細かく設定してもいいですし、もっと絞ってもいいかもですね。

ペルソナさん作るとコンセプト見えてきませんか?長谷川由美さんは、なにが好きそうかな?とか今なにを必要としてるんだろ?と。この先も深掘りたいところですが、長くなってしまいますのでまた別記事にしようかと思います。

ペルソナ設定することでコンセプトが見えてきて、誰に何を届けたいのか、自分のブランドの方向性が決まってきます。

ブランディングすることでターゲット層が決まり

世界観が出来上がる→発信(商品)にブレがなくなる→届けたい人にズキューンと届く(響く)

これですね、私ブレブレでした(汗)今もかな・・・まだもがいてる最中ですね。

ハンドメイドを趣味にするなら

ただただ思う存分お楽しみください♪

今後、このブログで作り方やコツなどをお伝えできたらと思ってますので、楽しみにお待ちいただけたらと思います。ミシン物限定になりますが…

ハンドメイド品を販売するのに必要なこと

ラッピング

コンセプト作りが出来たらハンドメイド品を販売する上で必要なことがあります。

①販売する方法を決める

ハンドメイド品をどこで販売するのか決めます。

  • minne
  • Creema
  • メルカリ、ラクマ
  • ヤフオク
  • InstagramやXなどSNS販売
  • BASEやSTORES
  • 委託販売、イベント出店

こんなところでしょうか。調べるとまだありそうですが・・・

私がオススメするのは、minneやCreemaなどのハンドメイド販売専門サイトの利用です。ハンドメイド専門というだけあって、お客様はハンドメイド品に理解があるうえ、購入意欲の高い方が多いからです。

メルカリやラクマは、オススメしません。なぜなら、値切られるからです。利益が取れない上に、今後高値で販売したいとなった時のネックになります。

SNS販売、BASEやSTORESでの販売は、インフルエンサーにならなければ難しいです。集客できてこそ売れます。

委託販売やイベント出店は、経験積むためにもチャレンジしてみる価値はあると思いますが、委託料や出店料がかかってしまうことがネックです。委託先にもよりけりですが、委託料月額2000円+販売価格20%~30%の手数料かかったり、デパート出店だったりすると販売価格50~60%の手数料かかったりします(涙)イベント出店も〇万円の出店スペース代金を徴収されますよね。こういった多額な手数料払ってでも手元に残る利益があればいいですが・・・もしくは経験値を積むために参加してみるとか。出店経験ありとしてInstagramやXで権威性として語れますね。

②商品の写真を撮る技術

販売する媒体を決めたら、いかに商品を魅力的に見せることができるか、見つけてもらうための写真を撮る技術が必要となってきます。(委託販売やイベント出店ならそこまで必要ないかもですが、SNSでイベント告知するなら写真技術必要となってきます。)

一眼レフカメラで撮るのが一番きれいですが、今はスマホのカメラでも十分きれいに撮れます。

私も日々勉強中ですが、基本的なことはお伝えできるかなとも思いますので、今後記事にしていきます。

③売れたときに備える

ハンドメイド品を出品したら、売れたときを想定して備えなければならないことがあります。

  • 支払い方法(振込先、クレジットカード、キャッシュレス決済etc)
  • SHOPカード、サンキューカードの作成
  • 発送方法(クリックポスト、宅急便、郵送etc)
  • 包装、ラッピングの有無
  • お礼や発送完了メール送信等

こんなところでしょうか…思い出したら追加します。shopカードの作り方やラッピングの考え方、お礼メールなど、詳しく別記事にしたいと思います。

④宣伝の媒体

minneやCreemaだけでも商品ページの作り方次第で閲覧してもらえますが、InstagramやXなどのSNSを使うことでより商品を見てもらえる可能性が高まります。委託販売、イベント出店の時には宣伝にもなります。

ただ…ただ…InstagramもXもフォロワーが増えないと商品も見てもらえないので、難しい媒体ではありますが。数年前とアルゴリズムが変わって拡散されにくくなっており、なかなかフォロワーが増えないのが現状です。しかし見方を変えれば、今フォローしてくださってる方は、濃いファンだということで大切にしたい方たちでもあります。

⑤売れるというマインド

そして、これが最後!

自分のハンドメイド品は「売れる」マインドを持つこと。これが大事。

  • 私が売れないなんて”おかしい”
  • 売れっ子になりきる

このマインドを持てば、制作するもの、売り方、発信の仕方が変わってきます。

あぁ、こうして文にしてみて改めて、私の作品が売れないなんておかしいとは常々思ってますが、私に欠けてるのは”売れっ子になる”ブロックがあるのかも・・・まとめてみて勉強になりました。

ハンドメイド品を販売するということをざっと説明させていただきましたが、伝わりましたでしょうか。自分でまとめてみて、学んだのに忘れてた!ってこともあり、再確認できました。このブログは自分のための備忘録になりそうです。一緒に勉強していってください。

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